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天職インサイト

仕事で成果が出せない人の共通点 「あることができていません。」戦略思考が必要です。

入社したばかりの頃はどんどん売上も伸びたのに、最近は仕事で成果がでていない・・・

こんなに頑張っているのに、忙しいだけのような気がする・・・

会社に慣れて数年たつと、優秀な人ほど、こんなことばかり考えて成長が止まってしまうことがあります。こういった人たちは、「あることができていないことが多いです。」

実際に私もなんどかこういったスランプを経験してきましたので、実体験を交えてお話いたします。

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この記事の内容

結論

仕事の8割はほとんど無駄

戦略から学ぶ

どうして断るとよいのか?

どうやって断るか?

まとめ

 

結論

結論から言えば、「仕事を断る!」ということができていません。

特に優秀で頑張るタイプ、周りから頼りにされるタイプに多いです。

自分で言うのもおかしいですが、私がそういったタイプでした。入社直後は着実に売り上げを伸ばして来たのですが、余計な仕事が増えるに従い結果が出なくなってきたのです。最も酷い経験は、会社の方針に従い、希望していない部署に転属になったこともあります。

しかし、断ることを意識するようになったことで、本業に集中し、こうしてブログを書く時間もできました。

その理由を掘り下げて解説していきます。

 

仕事の8割は2割しか売り上げに貢献していない

イタリアの経済学者パレードが発見した法則、パレードの法則(2・8の法則)はおさえておきましょう。

この法則を要約すると;

  • 売上・利益の8割は2割の顧客から生み出されている。
  • 同じく、2割の商品から生み出されている。

本当か?と疑問に感じた人は、自部署の売り上げ構成を見ましょう。一部の商品や顧客に売上と利益が偏っていることがわかるはずです。

同じことが仕事にも当てはまります。つまり8割の売上は、わずか2割の仕事・従業員から生み出されています。

逆に言えば、なんと8割の仕事は2割程度の売上・利益にしか貢献していないのです。

戦略から学ぶ

ランチェスター戦略によると、弱者が勝利するためには、経営資源を集中させて差別化すること必要です。ポーターの三つの基本戦略でも、経営資源が少ない企業は差別化することを勧めています。

この戦略をサラリーマンに当てはめてみると、他人と同じように無駄な8割の仕事に人生を捧げるわけにはいきません。

自分の強みに集中できる環境を作って差別化することが重要なのです。

私の場合、社会人になったばかりの頃は、売上増に集中できたので着実に売上を伸ばすことが出来ました。そうして昇進すると、社内手続きやボスからの急な依頼が増えてきたのです。

仕事を成功させるための予算獲得などの社内調整は歓迎ですが、無駄な会議・書類作成などが実に多い。

このような仕事は遠ざける必要があります。

 

仕事を断ることは人間関係を悪化させるのでは?

逆です。仕事を断ることで人間関係は良化します!

理由

  • 意思の強い人間だと認められます。仕事のパートナーと認められ良質な案件のみが依頼されるようになります。考えてみましょう。なんでも頼みを聞いてくれる人間は都合が良いだけです。本当に一緒に仕事をするパートナーにしたい人間は、意思が強い人間であるはずです。
  • 逆に意思が弱い人間には、人を利用しようとする人間が集まります。
  • 信頼されるようになります。依頼された仕事に対する成果の品質が上がり、納期を守れるようになるためです。
  • 残業が減り、自己研磨に使う時間が増えます。さらに仕事の品質が上がります。

どうやって断るか?

まずは、安易な仕事を頼まれないような環境を作ります。そもそも、断る必要性をなくすのです。

理由

  • 顧客や他部署のため、本当に価値を生み出す仕事でスケジューラーを埋めてしまう。
  • 営業担当や事務作業、部下の範囲などの業務範囲を明確にする。
  • 始業1時間以上前に出社(仕事以外のことをしていても OK)、定時に帰ることを習慣化させる。周りにもそのような人間と認識させる。

断る時は自分の意思で断る。「時間がない」などの言い訳はやめましょう!逆に人間関係を悪化させます。時間がないのはあなただけではありません!

まとめ

実は、断ることが出来ずに、望まない部署に転属させられたことがあります。その結果は最悪でした。

業務が全く理解できないため、全て受け身。ボスや同僚から依頼された業務をこなすだけの立場になります。業務をこなすと、さらに都合よく使われるための面倒な業務が増える悪循環・・・・最悪の日々でした。

ストレスで体調は崩す、キャリアップにもつながらず、残業が増えるので、プライベートも充実しない。

結局、そのことがきっかけで転職をしました。今では、成果につながらないような仕事はきっぱり断るようにしています。

どうしても断ると関係を悪化させそうな場合は、仕事の目的、必要なリソース(時間、人、データなど)を確認した上で引き受けています。

皆さんも、仕事で成果を出すためには、是非とも安易なお願いをされない環境づくり、断る勇気を持ちましょう!きっと、好循環が生まれますよ。

リベラルアーツも継続して学びましょう。

ビジネスにも100%役立つ!人間を自由にするリベラルアーツについて解説

それでは、今回はこの辺で。

 

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