働き方 改革 Zoom疲れはどうして起こる?海外での対策をご紹介します。
この記事は、こんな人たちにおとどけします。
在宅勤務でZoomミーティングがやたら増えたけど、なぜかわからないけどオフィスでの会議より疲れ果てる・・。でもどうして?
実際に平均して一日2時間以上はZoomミーティングをこなしてきて気になったこと。どうもFace to Faceでの会議よりも疲れ果てる・・・
確かに、画面がフリーズしたり、音がハウリングしたり、家族の会話が気になったり、
イライラする原因はあるけれどそれらを解消しても、どうも疲れる。でもどうして?
気になったので海外メディアからリサーチ結果を探してきました。
世界的に有名な英国系メディアBBCからご紹介します。
Video chat is helping us stay employed and connected. But what makes it so tiring - and how can we reduce ‘Zoom fatigue’?
Zoom会議は在宅勤務を実現して、コロナからも遠ざけ、通勤ラッシュも減らしてくれそう。でもどうしてこんなに疲れるの?どうやったらZoom疲れを減らせるの?
Zoomミーティングは、Face to Face会議よりも集中力が必要
本来、コミュニケーションは情報を伝えることが目的ですよね。
しかし、皆さんは無意識のうちに、言葉以外(non-verbal)の様々な手段を使って情報や思いを伝えています。例えば、表情、言葉の抑揚や速さ、ボディーランゲージなどです。
でも、Zoom会議だと、さすがにボディーランゲージまでは伝えきれない。中途半端に見えているだけに電話よりも違和感を感じる方がいるようです。
こういった、Non-verbalなコミュニケーション手段がないと、より相手に集中する必要があるために疲れるという報告があります。言葉と体は一体なのですね。
沈黙は語る
私たちは、会話に間を作ることでリアルな会話を自然なテンポを付けています。ところが、オンライン会議で会話に間が入ると、何かのトラブルではないかと不安になってしまうようです。
ドイツの調査によると、1.2秒の沈黙があると相手への親近感が薄れてしまうという結果が出ています。
確かに、Zoom会議中に相手が黙ると、あれっ?接続トラブルかな?と感じることありますよね。そういった小さな疑問がストレスにつながってしまうようです。
いつも皆からみられている
当然ですが、Zoom会議ですと、画面上で参加者全員から注目されていることが続きます。
会議ならば当然と思うかもしれませんが、実際の会議で全員から注目される人は、進行役や発言者だけなんですよね。実は、全員が互いに注目しあっているという状態は、Zoom会議特有かもしれません。
見られていると、常に何かしなければ!どうやって自分が見られているのか?と気になって仕方がありません。
在宅になって、化粧もスーツも必要なくなったと思い、一日中スウェットで生活していませんか?
Zoom会議が予定されると、少なくとも髪を整え、化粧をして、上半身だけでも仕事モードにしなければなりません。何しろ、グループメンバー全員からみられていますから。そうなると、会議よりも自分がどう映っているかのほうが気になってしかたがありません・・・
画面上で髪型をいつも気にしている人、Zoom会議でみられていますよ!
どうすれば疲れないですみでしょう?
専門家は、ビデオ通話を必要な機能に絞ることをすすめています。
例えば、ビデオカメラをオフにする。また、カメラを正面ではなく横からとるようにすることもグループミーティングで集中力を高める効果があるようです。
もしくはビデオ会議そのものがベストな選択肢なのか考える必要もありますね。
そのほかにもオンラインでコミュニケーションをする方法はたくさんあります。例えば、ZoomやMicrosoft Teamsのファイル共有機能など。お互いの顔を見ない分、プレゼンテーションや共有ファイルに集中することができますよね。
まとめ
在宅になって満員電車がなくなり、ワークライフバランスがよくなる。空いた時間で英語の勉強やランニングに励むぞ!と意気込んでいたのもつかの間、zoom疲れがでているのではないでしょうか?
ついつい、生真面目にパソコンに向かって仕事をしてしまいますが、会議の合間や時間を決めてストレッチをしたり、家族とコーヒーでも飲んで一息つきましょう。
ただし、仕事のことを考えながら家族と会話するのはやめましょうね。余計にストレスが溜まります。仕事のオンオフを切り替えるためには、リベラルアーツ向上・読書を毎日の習慣に入れてみましょう。いつの間にかストレスが減っていることに気が付きますよ。
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