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20代会社員 仕事はうまくいかない、副業や脱サラも無理ゲー。やっぱり会社員か・・と思ったら

今の仕事はうまくいかない・・・さっさと辞めようと副業で稼ごうとしたけど、時間とお金を浪費するばかり・・・

やっぱり会社員を続けるしかないかな。

"

こんにちはトシです。

このように思ったことが誰しもあるかと思います。

20代後半の僕が同じような状態でした。

仕事はうまくいかない、年収はぼちぼちで400万円ほど。

よし!副業して独立だ!と思って個人輸出をやったけど、すでにレッドオーシャン状態・・

”結局、会社員=社畜を続けるしかないのか・・・”

そんなことはありません。

会社員を続けながらも社畜から抜け出す道はあります。

この記事では、同じように会社員という生き方に疑問を持ちながら、精神的自由を勝ち取る方法をご紹介します。

それでは結論からです。

結論

  • 自分を変えてみる。
  • スキルアップ、資格取得、コミュニケーション術などなど。なんでもOk。
  • 中でもスキルアップがオススメ。
  • 特に三種の神器「英語」、「会計」、「IT」はやはり強い。
  • その先にキャリアップ、転職も見えて来ます。

私の場合、どうせ会社員=社畜を続けるのであれば、せめて会社に振り回されないようになりたい!

そのために必要なことは?と考えた時に思い浮かんだ解決策が、スキルアップでした。

特に英語と会計です。

IT・プログラミングも選択肢としてありましたが、当時の業務とは無関係。

どうせなら、今の業務に少しでも役に立つスキルをしっかりやろう!と思ったのです。

それでは、会社員を続けながら少しでも自由に近づく方法を掘り下げていきます。

他人を変えるより自分を変えてみる

仕事がうまくいかないと感じる最も多い理由は人間関係です。

大手外資系保険会社チューリッヒが実施した会社でのストレスに関する調査を見てみましょう。

引用)チューリッヒ生命

2017年から2020年の4年間、「上司との人間関係」、「上司・部下以外の社内の人間関係」など”人間関係”が必ずランクインしています。

あなたは、仕事上で相手と意見が合わない時、その相手を変えようとしていませんか?

例えば、説得する、議論する、論破する、などなど。

ただ、これらって相手を否定することになりかねないんですよね。もちろん、あなたに悪気がないことはわかっています。

結果、相手を変えるどころか、人間関係の悪化を招きます。

そして、あなたは感じるでしょう。

あの上司は、

無能だ。

自尊心ばかりが高い・・

全く人の話を聞かない・・

などなど。

そして、20−30代によくある

会社は自分の言うことを全く聞いてくれない・・・

となります。

そう、結局のところ、相手を変えようとしてもうまくいかないのです。

人は正論だけでは動きません。

その言葉を発する人との関係性が大きく影響します。相手と気持ちよく合意に繋げることって、本当に難しいですよね。

そんなふうに感じたら、以下の書籍がオシです!

キーワードは「共感」と「ロジック」

「上司からの承認を得られない・・・」、「一緒に決めたはずなのに、動いてくれない・・。」そんな悩みを解決してくれますよ。

資格取得

自分を変える方法は色々ありす。先ほどのコミュニケーションもその一つですね。ただ、私が一押しの手法は資格取得です!

絶対に自分は正しい!ロジックで相手を論破したい!という方にオススメですね。

実際に、取得する資格によっては、あなたの言葉には圧倒的な信頼度が出ます。

例えば、営業マンとして重要な利益。その計算には売上原価や製造原価計算が必要です。

一方、月毎、製品ごとのそれら原価の違いを理解している営業マンはどれだけでしょうか?

あえて言いましょう。ゼロであると!

それが、20年前の私の職場でした。

当初、自分独自の手法で原価分析を行いましたが、会社は取り合ってくれません・・・

そこで考えたことが、まずは私自身が原価について、会計について理解するということでした。

その手段として選んだのが、簿記2級であり、米国公認会計士資格です。

勢い余って、簿記1級まで取得してしまいましたが、効果はバッチリです!

言っている内容に変化はありません。

変わったことは、私が資格を取得し、会社の人間に周知されたとことだけです。

仕事の効率が劇的に変化したことは言うまでもありません。

以下の記事でもその時の体験を紹介しています。

英語と会計、ITが超オススメの理由

やっぱり会社員として生きていくなら、最速で身につけたいスキル。

それが3種の神器とも呼ばれる「英語」、「会計」、「IT」 です。

ただし、これらのうち一つでは足りません。最低二つは身につけましょう。

なぜこれらのスキルが必要なのか、以下のポイントで説明していきます。

ポイント

  • 難易度
  • オススメ業界
  • 年収への影響度
  • 副業のしやすさ
  • オススメ勉強方法

それぞれの評価は、A〜Eの5段階でです。

英語

多くの日本人が苦労するスキル、それが英語です。

しかし、挑戦する前に英語上達を諦めることは、非常にもったいないスキルです。

いかに掘り下げて、各ポイントで考えてみましょう。

  • 難易度 A〜C
  • オススメ業界 商社、グローバル日系企業、外資系
  • 年収への影響度 A
  • 副業のしやすさ E〜C
  • オススメ勉強方法 英語アプリ、オンライン英会話、テキスト

難易度:A〜C

TOEIC900点以上やネイティブ並みの英会話能力となると、難易度Aです。

一方、高額年収企業への転職の条件TOEIC730点であれば、難易度C。

帰国子女でもない、私のような理系男子でも到達できました。

現在のTOEICは800点ですが、恥ずかしながら外国人上司の英語は3割ほどしか聞き取れていません・・

それでも、業務をこなすことはできますし、年収も上がります。

まずは、オススメ勉強方法を使ってTOEIC730点を目指しましょう。

【効果実証済み】英語ヒアリング上達&TOEIC対策におすすめの教材

オススメ業界: 商社、グローバル日系企業、外資系

これらの業界で英語が必須スキルであることは言うまでもないですね。

これら業界であれば、係長クラスでも年収1,000万円を狙えます。

ただ、5年先の未来ですら見通すことができない現状。

20−30代の皆さんは、社会人としての基本的なマナーや思考方法を身につけることができるグローバル日系企業をお勧めします。

特に総合商社はオススメ。徹底的に鍛えられます!

私はといえば、13年間は日系メーカー、7年間は総合商社に勤めたのち、外資系企業に転職しました。

外資系と日系企業の違いは、外資系は社員を資産というよりもコストと考えていることです。

口ではチームワークという言葉をよく使いますが、能力向上については完全に社員個人の責任。

人を育てるという風潮は皆無です。

一方、日系企業は、人=資産であるという文化の企業が多いのではないでしょうか。

少なくとも私が勤めてきた2社はそうでした。

上場企業であることも理由かと思いますが、福利厚生、徹底した社内研修、人を育てる文化は外資系よりも日系企業の方が圧倒的です。

20代のうちは、日系企業(できるだけ規模の大きい)で社会人としての基礎を身につけることをお勧めします。

年収への影響度 A

英語と年収の相関については、多くの機関で調査が行われています。

今回はその中でもコロナを絡めて調査した興味深い結果をご紹介します。

コロナ後、英語力を持つビジネスパーソンは全世代で年収がアップしたというのです!

ヒューマンホールディングス

しかも、年齢が上がるにつれて、英語力の差が年収の差を広げています。

結果として生涯年収に大きな差がつくことは明らかです。

副業のしやすさ E〜C

英語力が副業に直結するかというと、かなり微妙です。

TOEIC満点といったインパクトがあれば、Youtuberを目指すこともできるかもしれませんが・・・

その他、ビジネス書類などの翻訳、TOEIC高得点獲得のノウハウ提供、英語講師、通訳などなど。

どれもTOEIC満点レベルの英語力が必要とされます。

逆に言えば、高い英語力があれば、英語力を維持しながら副業が可能とも言えます。

翻訳などの特別なスキルを身に付けて副業に活かすこともありかもしれませんね。

オススメ勉強方法 英語アプリ、オンライン英会話、テキスト

私がTOEIC600点から800点に伸ばした際に使っていた教材は、テキストとお取り寄せ教材でした・・

今では、多くの英語アプリやオンライン英会話が充実しています。

私も数多くの英語アプリに課金しては、挫折することを繰り返していましたが、ようやく継続できる勉強方法を見つけました!

そのアプリがスタディサプリです。

【スタディサプリ効果実証】スタディサプリTOEIC L&R TEST対策コース 始めます 

今、TOEIC900点目指して勉強中ですので、見事TOEIC900点を獲得できたらこのプログで紹介したいと思います。

会計 

経理は安定職種として性別を問わず人気の職種です。

  • 難易度:(S) A〜C
  • オススメ業界:総合商社、通信、エネルギー
  • 年収への影響度: B〜 C
  • 副業のしやすさ:C〜F
  • オススメ勉強方法:教科書&テキストで日商簿記3級&2級 取得

実際に多くの求人がありますが、単純なスタッフレベルでは高額年収は望めません。

また、資格に関しても、簿記2級程度では合格者が多いだけに強い武器となり得ません。

会計士や税理士といった国内士業ライセンスもありますが、投資対効果を考えると、米国公認会計士ライセンス取得が圧倒的にオススメです。

米国公認会計士資格 USCPAライセンスを取得してよかった5つの理由【失敗談もあります💦】

もちろん、経理・財務を極めたいという方は、簿記1級を目指しましょう!

難易度 (S)A〜C

日本公認会計士や税理士資格取得を目指す場合はSクラスの難易度となります。

残念ながら20〜30代会社員が働きながら合格することは非現実的でしょう。

逆に努力が報われる資格が米国公認会計士です。

約1,000時間、2年ほどの勉強時間で合格可能で、難問・奇問は極小。

20〜30代会社員が高額年収獲得のために目指すレベルとしては最適です。

【現職USCPAが解説】米国公認会計士(USCPA)ライセンス取得 難易度・試験概要・受験資格

簿記1級も難易度A。

ただし、マニアックな難問も出題されますので、向き不向きがあるかもしれずオススメしません。経理のプロになりたい方向けですね。

一方、簿記2級は、難易度C。

しっかり基礎を勉強すれば合格できる難易度です。

営業などが会計知識を業務に活かすために取得する目的のためには最適の資格と言えます。

会計知識ゼロから3ヶ月程度で合格可能です。

アラフォー営業マンが簿記を取得して良かったこと4点【実録】

オススメ業界:総合商社、通信、エネルギー

事業開発、事業管理、内部監査などを充実させようとしている業界がお勧めです。

例えば総合商社、通信、エネルギーなど。

単純な会計知識が必要とされる分野はどうしても経理、財務が思い浮かびますが、経理一筋の人材に追いつくには時間がかかります。

逆にこれらの業務は、営業などの過去の経験と会計知識を活かすことができることもオススメする理由です。

ちなみに、私は営業経験&会計知識で総合商社への道を選びました。

手取り15万円で始まって年収1000万円超えになるまで

年収への影響度:B〜C

会計知識のみで高年収を目指すことは、残念ながら厳しいでしょう。

上場企業で部長やCEOクラスといった好条件が揃ってようやく1,000万円超えるといったところです。

もちろん、会計士・税理士といった士業ライセンスを取得したり、経営コンサルタントといった特別なスキルを身につけることができれば、20代でも1,000万円越えは可能でしょう。

しかし、今回は、20−30代から目指すことができるという条件なので、外しています。

副業のしやすさ:C〜F

会計知識のみでの副業は・・・

正直難しいです。

経理代行などがありますが、本業と繁忙期が重なってしまう可能性高く、死にます・・

ただ、会計知識は様々な場面で役に立ちますので、簿記取得で網羅的に勉強しておくことで応用が効くようになります。

例えば、財務諸表分析能力は株式投資に、原価計算や意思決定会計は営業にも無茶苦茶役に立ちます。

また、仮に経理部に配属された場合は、年間、月間スケジュールが決まって来ますね。

営業のように顧客や会社業績によって過剰労働を強いられることが少ないので、副業をする上で圧倒的有利です。

毎月、月初から中頃までの空いた時間でアフィリエイトなどの副業時間を確保できるでしょう。

オススメ勉強方法:テキスト&問題集で日商簿記3級&2級 取得

まずは、日商簿記3級&2級の取得!これが最優先です。

勉強方法は、テキスト&問題集を使って毎日2時間勉強することで、3ヶ月あれば合格できます。ただ、使えない書籍には注意しましょう。

次に狙う資格は、日商簿記1級もしくは米国公認会計士ライセンス取得です。

経理プロを目指すのであれば日商簿記1級、今のキャリアプラスαを狙うのであれば米国公認会計士ライセンス取得がオススメです。

独学で合格する優秀な方もいますが、確実に合格するためには資格予備校が近道。

期間は約2年間。時間にすると1,000−1,500時間ほどは確保したいところです。

毎日2時間の勉強で、500−750日間必要等ことですね。

IT

プログラマー不足は今後も続く見通し。

よしプログラマーに転身!

と考える人もいるかもしれませんが、ちょっと待ってみましょう。

プログラマーに転身した途端、あなたのキャリアは新入社員と同等となります。

  • 難易度 A〜C
  • オススメ業界:IT業界以外
  • 年収への影響度 A
  • 副業のしやすさ E〜C
  • オススメ勉強方法 英語アプリ、オンライン英会話、テキスト

ITのプロを目指すよりもITを使いこなす道がオススメです。

難易度:A〜C

この記事では、前述の通りITを使いこなす知識を身につける分野を紹介します。

マイクロソフト系(以下MS系)資格

MS社製品に関する技術的な理解度、実務における処理能力を評価・認定する世界共通の資格。職種に応じて複数の資格があり、Word, ExcelなどのOfficeアプリケーションからシステムエンジニアやプロフェッショナルデベロッパーまで難易度も様々。

Officeアプリの実務能力を評価・認定するMOS資格は難易度も低く、あらゆる場面で役人立つのでオススメ。

早い人は数週間でマスターできます!

Web関連

インターネット関連の知識はビジネスマンにとって必須の知識となりました。

難易度も低く、是非とも身に付けておきたい分野です。

ここは思い切って、ブログやWebサイトを立ち上げることで身につけてしまいましょう。

WordPressを使えば、プログラミング知識も必要ありません。

実務を経験しながら、インターネットの知識を身につけることができます。

立ち上げから運営、そして収入源とする手順まで多くのブログやYoutubeで解説されていますので、ほぼ無料で学習することが可能ですよ。

オススメの学習サイトはこちら

オススメ業界:IT業界以外

ここではあえてオススメしない業界を紹介します。

それはIT業界です。

残念なことにIT業界は超多忙にもかかわらず、業界の最大手企業ソフトバンクですら、平均年収は733万円程度。

一方、ソフトバンクグループは1,405万円となっています。

なぜでしょうか?

ソフトバンクはソフトバンクグループの一情報通信企業でしかなくなっているということですね。

一方、ソフトバンクグループは??

“投資会社”です。

つまり、情報通信のプロで旗艦企業であるソフトバンクよりも、お金を出しているだけのソフトバンクグループが倍近くの年収を稼いでいる構造なのです。

会社員として成功するには、ITのプロになるよりもITのプロを使えるビジネスマンになりましょう。

年収への影響度:A

人材不足が叫ばれているIT業界ですが、プログラマーやエンジニアの給与はそれほど高額ではありません。

繰り返しますが、あなたの本業である営業や経理などと相乗効果を狙うことができるIT知識・技術を身につけましょう。

ワード、エクセル、パワーポイントの基本パソコン操作は当然。

あくまで私の主観ですが、課長レベルで出世が遅れる人の多くはエクセルが不慣れです。

課長ともなると、部の予算策定が大きな仕事の一つですが、関数やデータ集計を事務職にお願いしていると、どうしても数字を説明できない・・というケースが見られますね。

また、パワーポイントは社内外の人間と仕事をするために必須のスキルです。

予算獲得、商談、新規事業立ち上げ、全てパワーポイントで説明する時代になっています。

こうした当たり前のスキルが業務効率を改善し、年収にも響いてくるのです。

副業のしやすさ A〜S

年収を伸ばすことは難しい反面、副業で稼ぎやすいのがITです。

デザインやWeb関連を身につけると、営業などの今の仕事との相乗効果も狙えます。

これらで必須のアプリがWordpressやAdobeですね。

オススメがブログです。

えっ?オワコンじゃないの?思うかもしれません。

しかし、実際のデータを見てみると、40%以上の人は月5万円以上稼いでいるのです!

https://affiliate-marketing.jp/release/201906.pdf

また、「お金」だけでない、マーケティングや書く技術を身につけることができる点もブログの魅力です。

書くことで論理的思考も鍛えることができますよ。

ロジカル入門編 数字に強くなるMECE(ミーシー)とは? 実用例で解説

オススメ勉強方法

デザインやWeb関連の勉強をするには、Youtubeやブログがオススメです。

以下は、私が実際に参考にしているブログです。

マナブログ

ヒトデブログ

Tsuzuki Blog

もちろん、本格的にWebやデザインを極めたいという方は、講座で学びましょう。

基礎から応用まで学べるので、むしろ近道かもしれません。

Techacademy

udemy

僕が英語と会計を選んだ理由

英語、会計、I Tのうち、二つを選ぶ必要がある理由、実際に僕が英語と会計を選んだ理由をご紹介します。

どの組み合わせを選んでも、キャリアアップ、転職への非常に強い武器になります。

ただ、人には向き不向きがあるということですね。

  • 英語x会計
  • 英語x I T
  • 会計x I T

これら3つの組み合わせがありますが、当時の私はITが最も苦手だったのです・・

残り2つは、努力すればなんとかなりそうと思ったことが英語と会計を選んだ理由です。

また、この二つを掛け合わせた先に資格取得と転職があったことは言うまでもありません。

英語と会計で取得可能な資格には;

BATICS(国際会計検定)、 IFRS(国際会計基準)、 CIA(公認内部監査人)、そしてUSCPA(米国公認会計士)があります。

この中で最も難易度が高い資格がUSCPA・・・・

しかし、それを補って有り余る魅力がこの資格にはあります。

まとめ

ここまで記事を読んでくれた皆様、本当にありがとうございます。

実は、今でも会社にはうんざりさせられることがたびたびあります。

いつかはFire!をめざしていますが、今のところは会社員を辞めるつもりはありません。

 

 

 

 

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