ビットコインや仮想通貨なんて、よくわからないので実態がないギャンブルに違いない。今回のバブル相場もいずれ終わって、飛びついた人間は大損するに決まっている。
だけど、本当にそうなの?結局のところ、どうすればいいの?
初心者にも理解できる書籍を教えて欲しいな。
このように仮想通貨を前にしてどうしたら良いのか迷っている方へ、仮想通貨の世界に入るきっかけになるオススメの本をご紹介します。
外資系で働く米国公認会計士です。投資信託や株を中心に運用して20年、仮想通貨は昨年2020年から開始しました。現在の運用益は4倍近くになっています。
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仮想通貨やビットコインって自分には関係ない。どうせバブルで終わるでしょう。」という状態から、「仮想通貨を先取りして、将来に備えています!」と言うことができる投資家を目指しましょう。
仮想通貨を学ぶと何が良いのか?
なんとなく本を読むだけでは、途中で読書を挫折するか、完読してもただの情報通で終わってしまいます。
まずは、どんないいことがあるのか振り返ってみましょう。
良いこと①:仮想通貨についての情報が集まりやすくなる
ニュースサイトだけではなくSNSやYoutubeでも情報が発信されている現在、せっかくためになる情報が発信されていても、気が付かずに、ついついアニメ動画や音楽配信をクリックしてしまう。
流されるように情報を受けるだけの姿勢でいると、どんどん情弱になってしまいます。
まずは、信頼できる書籍で情報を収集。
最低限の知識を身につけて関連ニュースに敏感になることで、情報が集まりやすい自分自身を作りだしましょう。
例えば、最近では以下のようなニュースが流れています。
クジラと呼ばれる大口機関投資家がBitcoin急落を狙って大量買い付け。その数11,908BTC
Accumulation behavior of whales or mass withdrawal of Bitcoin again on Coinbase
仮想通貨データ提供者のCyptoQuantによると4月に大口で買付されたビットコインの合計は48,900BTC(約2,934億円)。
このように、下落時に大口機関投資家が大量に押し目買いすると、息の長い相場が期待できます。
また、この記事では、ビットコインについて規模が大きいイーサリアムが連続最高値を更新中であることを紹介しています。
実際に、ビットコインとイーサリアムの価格が連動しなくなってきました。
気になったポイントを上げると;
大事なポイント
- 7月にイーサリアムのアップデートを予定
- Defiの需要拡大
- NFT市場の拡大
- 欧州投資銀行がイーサリアムボンドを使ったデジタルボンドの発行。
DefiやNFT、デジタルボンドって何?という感じですが、
要するにイーサリアムが、資金調達にまで関与し始めているということです。
いよいよ、仮想通貨が既存の金融市場を脅かす可能性が出てきました。
注目されるビットコインETF
雑誌Newsweek日本版の記事によると、米国でビットコインETF(上場投資信託)が米国証券取引委員会で審査中、今年中に審査結果が出る見込みです。
しかも、市場関係者によると、上場を認められる可能性大です。
ビットコインETFとは、株式のようにタイムリーに売買可能なビットコイン関連証券のパッケージのようなもの。
これまでカナダでビットコインETFが上場していましたが、米国で上場が認められるとなると桁外れのインパクトになります。
なぜなら、ETFは市場の要求に対してビットコインを売買・保有しておく必要があるためです。
上場が承認されれば間違いなく、ビットコインは上昇することでしょう。
日本でもビットコインが再注目されること間違いなしです。
良いこと②:将来に投資ができる
情報が集まってくると、仮想通貨の将来性が非常に明るいものであることがわかってきます。
将来性に確信を持つことで、下落相場に慌てて売却して上昇後に後悔する・・と言うことがなくなります。
以下の3手法がオススメです
手法1:国内の仮想通貨取引所で仮想通貨に投資する
手法2:海外の仮想通貨取引所で様々な仮想通貨取引に参加する
手法3:仮想通貨を増やす
読んでよかった仮想通貨について学ぶオススメの本 3選
学習のために書籍を選ぶ際に重要なポイントは、書籍の信頼度、難易度、そして読む順番です。
昨今では、個人出版でAmazonに登録されている書籍まで出ています。
皆さん、実績があるかもわからない個人が出版している書籍で勉強する気になりますか?
このおすすめを参考にして、確実に仮想通貨を学んでいただけると嬉しいです。
オススメ1
最初の本は、ブロックチェーンについてです。ええっ?仮想通貨じゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、仮想通貨はブロックチェーン技術を利用して構築されています。
仮想通貨に参入するには、ブロックチェーンについての基礎知識が必須です。
この書籍には、そのようなブロックチェーンと仮想通貨の関係についても触れられているうえ、何より無茶苦茶わかりやすいです。
それもそのはず、マンガで書かれているうえ、出版社はお子様の味方、小学館。
信頼度、難易度が初心者にちょうど良い、ブロックチェーン&仮想通貨の決定版入門書です。
オススメ2
マンガでわかる 最強の仮想通貨入門書です。マンガと思って侮ってはいけません。
この”マンガでわかる”シリーズには”マンガでわかる最強の株入門”が出版されており、ホリエモンも推薦している良書です。
最強の仮想通貨入門書は、同じ漫画家”吉村佳氏”が書いているので、断然面白いしわかりやすい。
仮想通貨取引をこれから始めるために必要な基本知識は、全て説明されていると言っても良いほどです。
オススメ3
3番目にオススメの書籍は、"年利300%も夢じゃない!日本一かんたんなDeFi超入門"です。
仮想通貨は値上がり利益を狙ったり、海外送金手数料を節約するだけではありません。運用して増やすことができます。
そのためにはDeFiを理解しておく必要があります。
DeFi(ディーファイ)とは、「Decentralized Finance」の略で分散型金融と呼ばれています。
従来の金融(お金の融通、調達・貸し借り)は中央集権型のシステムが基礎になっています。
一方、DeFiでは資産移動の際に中央集権システムを仲介することなく、スピーディーに格安手数料で実行することができます。
このシステムを利用したサービスがBinance等の海外取引所が提供する「PancakeSwap」です。
要するに、仮想通貨を資金としてプール(預ける)ことによって、トークンと呼ばれる利息をえる運用のこと。
詳細は、ぜひ書籍を読んでみましょう。
アマゾンプライムに加入していれば、Kindleを使って無料で読むことができます。
仮想通貨は結局大損をして終わるバブル?
現在の仮想通貨相場がバブルかどうかを話す前に、そもそもバブルとは何かについて考えてみましょう。
バブルについて説明しているサイトはいくつかありますが、
がわかりやすいので紹介しますね。
“バブルは「泡」という意味で、実態の価値以上の評価(泡の部分)が生じている経済状態のこと。”と説明しています。
過去には、多くのバブルと呼ばれる経済状態がありましたが、いずれも崩壊した後に、実はバブルであったと言い出しました。
- 日本のバブル経済:1980年台から1991-2年の株式・土地バブル。
- 東南アジアの不動産バブル:1993年-1997年のタイを中心とした不動産バブル
- 住宅・不動産バブル:2003年-2006年の米国や中国を中心とした不動産バブル。サブプライムローン問題で崩壊
- 資源バブル:2004年-2008年
- 仮想通貨バブル:2017年-2018年に中国を中心に発生したバブル
こうしてみると、アキもせずに常にどこかでバブルが発生しているのが人類史のようで、いつまで経っても歴史を学ぶことを知らないかのようです。
バブルの理由は一体なんでしょうか?諸説ありますが、冒頭に紹介した定義のように実態の価値以上にお金が流れてくる、つまりそれだけお金が余っているということになります。
現在、コロナ禍で各国政府はお金をどんどん市場に流し込んでいます。
このことが、株式、資源、そして仮想通貨の価値までも評価を上げていることの理由の一つであることは間違いないでしょう。
そして、お金の供給が縮小すれば、この上昇相場も終わりを迎える可能性は高いです。
一方、株式に関して言えば、下落相場に株式投資を行なった者たちが100%勝ち続けてきたことも事実です。
仮想通貨についてはどうなるでしょうか?
この上昇相場はいつか終わりを迎えることがあるかもしれませんし、ないかもしれません。
しかし、一つ言えることは、今回ご紹介した書籍でも説明している通り、仮想通貨は新たなインフラもしくは技術として確固たる地位を築く可能性が非常に高いということです。
理由は、前回の仮想通貨バブルとは明らかに違う参入者、大手外資系企業や投資銀行などが多数存在していることです。
大手投資銀行ゴールドマンサックスは機関投資家向けにデリバティブ(金融派生商品)の提供を開始しました。
ゴールドマンサックス 仮想通貨のデリバティブを投資家に提供へ(ブルームバーグ)
彼らは、長期保有戦略ですから、仮想通貨の下落相場においても安易に投げ売りをすることはしないでしょう。
まとめ
仮想通貨という言葉を前にして、どうしたら良いのか迷っている方々におすすめの書籍を中心に記事をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
一つ言えることは、世の中は常に動いているということ。
今回ご紹介した書籍で勉強できるような情報は、近い将来には当たり前の世の中になる可能性が高いということです。
是非とも、仮想通貨の世界に一歩を踏み出して、実際に取引に参加してみましょう。
行動することで、仮想通貨を購入して値上がり益を待つだけではなく、その先の運用(レンディングやステーキングなど)でさらなる利益を狙うことも可能です。
今回の情報が少しでも皆様の行動を変える参考になっていればうれしいです。