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お金に関するリベラルアーツを高める情報源を教えて欲しい
気になる雑誌があるけれど、おすすめなのかな?
こういった疑問・要望にお応えします。
今回は、お金の知識・リベラルアーツを向上させる注目記事をレビューします。
リベラルアーツについてはこちら⬇️
ビジネスにも100%役立つ!人間を自由にするリベラルアーツについて解説
注目記事
プレジデント2020 6/12号
コロナ強硬に無敵のマネー入門 年収300万頭さんは、なぜリッチなのか
本当に年収300万円父さんはリッチになれるのか?それではレビューしてみましょう。
この記事の内容
- マジか?”全国8500世帯・家計調査の衝撃”
- 〇〇が禍い?”年収1000万円でも10%は無貯蓄”
- 大事なことは?”年収300万世帯の半数は幸せ”
- これで納得”一億円達成!年収300万頭さんのリアル家計簿大公開”
- おすすめピックアップテク”家計のムダ取り㊙︎簡単テク”
- まとめ
マジか?”全国8500世帯・家計調査の衝撃”
記事ではプレジデントが独自調査した衝撃のデータが紹介されていますが、ここでは特に注目したデータをピックアップします。
(プレジデント 2020 6/12号より)
(プレジデント2020 6/12号より)
ゆとりを感じていない、どちらかというと感じていない世帯の割合
年収300万世帯:79.6%
年収1000万世帯:34.0%
ゆとりを感じている、どちらかというと感じている世帯の割合
年収300万世帯:20.4%
年収1000万世帯:66.0%
年収300万円で”ゆとり”を持っている世帯が20.4%もいる事実、いったいどういうことなのでしょう?
下記の答えに注目しました。
"やりくりしないで済む家計":47.1%
"定期的な貯蓄をしている":45.1%
年収300万円でやりくりできる家計、気になりますよね。この記事の最後に紹介しています。
〇〇が禍い?”年収1000万円でも10%は無貯蓄”
年収1000万円といえば、国民総世帯(共働きがほとんど)のわずか12%です。結局、いくらお金を稼いでも”ゆとり”はうまれないのでしょうか?
以下は、記事で紹介されている「全国消費者実態調査」2人以上の勤労者世帯より作成されたデータです。(プレジデント 2020 6/12号紹介データ加工)
ショッキングなことに、年収が二倍になっても可処分所得は1.45倍しか増えません・・・
年収500〜550万世帯と年収1000〜1250万世帯の可処分所得の差は、わずか185,200円なのです。これは累進課税及び社会保障費が大きく影響しているためです。
一方、支出は合計で236,297円も増加しています。これでは赤字になるわけです。一体どういうことなのか、主な支出増の費目を黄色でマークしました。
一番は”その他支出”、次に”教育費”、”交通通信費”と続きます。”その他支出”については、この記事に載っていなかったので、元データである「全国消費者実態調査」を確認してみました。要するに、住宅借入金返済ローンの返済です。
つまり、年収1000〜1250万世帯で収支マイナスの家計は、この後に記事に出てくる”地位財”に支出を増やしすぎる傾向であることがわかります。
大事なことは?”年収300万世帯の半数は幸せ”
記事では以下のデータを紹介しています。
”とても幸せ”と”どちらかというと幸せ”を合わせると51.4%が幸せと感じていると答えています。
つまり、最初の記事と合わせると、年収300万世帯は厳しい家計ではあるが大部分が幸せを感じているといえそうです。
人生の幸せは別のところ、非地位財にある。
地位財、非地位財とはなんでしょう?この記事では、他人との比較で得られるモノが地位財、そうではないモノが非地位財と解説しています。
ポイント
地位財:収入、社会的地位、所有物、
非地位財:愛情、人間関係、健康、
結局はバランス、生活に最低限必要なお金をキープしつつ、非地位材である人間関係、やりがい、趣味、健康などを身につけていきましょう。ということですね。
次の記事では実際に300万円世帯でゆとりを感じつつ、1億円の資産を作る方法が紹介されています。
こういうことか!一億円達成! 年収300万父さんのリアル家計簿大公開
年収300万父さんのリアル家計簿
年収300万で1億円を貯めることは無茶苦茶難しいです。しかしながら、この記事で紹介している切り口に、ちょっとした当たり前のことをプラスするだけでグッと現実的になります。それでは、行ってみましょう。
お金をためにできること
以下の3つを紹介しています。
ポイント
1)収入を上げる
2)支出の管理
3)資産運用
これら一つでも欠けてしまうと、1億円の夢は消え去ります・・
上の表は、この雑誌で紹介されたリアル家計簿Before Afterです。
紹介されている対策がプラン①ですが、さらに現実的に1億円に近づけるためプラン②を用意しました。これでグッと1億円に近づきます!
Before ⇨ After Plan①
1)収入を上げる:
特に何もしていません。
2)支出の管理
- 食費: 食材はメリハリをつけること、スーパーの使い分けをしましょう。コンビニを避けることも大事です。それぞれの地域には、生鮮食品に強いスーパー、加工品に強いスーパー、などあります。例えば、生鮮食品は地元スーパー、加工品は“オーケースーパー”など使い分けましょう。
- 通信費: もはや格安S I Mを使うことは常識です。楽天モバイル、BIGLOBE mobile、mineoなど通信環境も大手と引けを取らないばかりか2年縛りもありません。即乗り換えましょう。
- 生命保険料:3,500/月の共済のみでは、家族を残して亡くなった時に家族が露頭に迷うことになります。掛け捨てでも良いので生命保険、医療保険に入りましょう。
- 生活日用品:まとめ買いをやめることで無駄遣いを減らすことができます。例えば、ビールを在庫しておくと、1日一本と決めていてもついつい飲みすぎたりしませんか?必要な分をこまめに買うようにしましょう。
- 教育費:妻の書籍代を小遣い制に。
- 交際費:飲み会を減らして節約
- 小遣い:妻の書籍代&理美容費を減らした分、小遣いをプラス
- 嗜好品:晩酌は夫の2万円小遣いで賄ってもらうことに
3)資産運用
- 支出を管理することで、2,500円だった収支が55,000円プラスになります。これを次のように運用すれば36年後に1億円に届くという計算です。
- iDeCo 23,000円
- つみたてNISA 20,000円
- 妻のつみたてNISA 10,000円
- 退職金を夫が65歳で1,500万円と推定すると、合わせて1億円を達成します。
ちょっと、この家計はきつすぎるという方に、Plan②を作ってみました。
After Plan②
1)収入を上げる
- 収入(妻給料)まず、奥さんに週15,000円稼いでもらいましょう。
- 最低時給が約1,000円、5時間/日x週3日x4週間で60,000円/月の計算。これなら奥さんも無理をしない範囲でパートに出てくれるのでは?
2)支出管理
- 医療費:サプリを入れて5,000円は多すぎ。サプリの代わりに野菜&牛乳&卵&鶏肉(ムネ肉がおすすめ)を効果的に接種することで高タンパク質、バランスの良い食事を取ることが可能です。
- 教育費:この世で最も効率が良い投資対象は、子供です。せめて10,000円は確保しましょう。
- 交際費:月3,000円では交際できません・・・、月一回5,000円を確保
- 嗜好品:毎日一本ビールを飲むと200円x30日=6,000円、さらに1,000円追加して7,000円に戻しました。
- 以上の収支で、約100,600円のプラスになり、かなり余裕が出ます。
3)資産運用
- 資産運用プラン②
- この金額を利回り5%で30年運用すると約8,800万円、利回り7%だとちょうど1億円達成です。恐るべき複利の力ですよね。つみたて元金は10.6万円x360ヶ月なので3,816万円です。利回り5%でも30年で5,000万円もの利息がつくのです。
家計のムダ取り㊙簡単テク
この記事では、家計の三大固定費(住居費、車両・通信費、教育費)を削るテクニックが紹介されています。詳しくは記事を見ていただきたいのですが、その中で注目したのが、覆面調査サイトの「ファンくる」です。
他のテクニックはともかく、この「ファンくる」は知りませんでした(/ω\)
レストランなどに覆面調査に協力すると、50%〜全額ポイントで戻ってくるという仕組みです。これはやらない手はないですね。
まとめ
私がはじめて企業に勤めだしたころの年収が、だいたい300万円強です。
ちなみに、そのころに付き合っていた今の奥さんの年収は500万円弱。二人とも月40時間以上は残業をしていました。ヒラ社員のころは、自分で業務内容をコントロールして他のメンバーに振り分けることもできないので、どんどん業務量がたまるんですよね。
家に帰れば、へとへとで何もやる気は起きない、趣味に充てる時間もない・・で、ゆとりを感じることなどできませんでした。
今では、年収1000万円を突破、月々の収支でプラスになりやすくなったことでゆとりも感じています。働き方改革のおかげで、残業もだいぶ減りました。オンライン会議で、家にいる時間も増えています。
また、キャリアを積んできていること、資格を取得したことで、会社に使われるだけではなく、自分の意志で会社を選ぶことができるようになっていると感じています。
金銭的だけでなく、精神的にもゆとりを持ち、将来的にはお金からも会社からも自由になる。そのためのリベラルアーツ&資格取得を目指していきたいです。